愛知｜洋菓子・喫茶ボンボン
アクセス
喫茶店情報
- 喫煙：×
- マッチ：×
- トイレ：男女別洋式・和式
- 営業時間：8:00-21:00
利用情報
- ブレンド（360円）
- アントースト（450円）
- サバラン（300円）
洋菓子・喫茶ボンボン
人気店ということもあり、朝一にボンボンへ。
珈琲とモーニングサービスの切り落としパン、あんトースト、サバランを注文。
計算されているのかと疑うくらい、どれも珈琲が進む。
洋酒がたっぷり効いたサバランは、さすが洋菓子店と言わざるを得ない。
そう、ご存じの方も多いかと思うが、ボンボンは洋菓子店と喫茶店が隣接している。
洋菓子店で販売されているスイーツが喫茶店でいただける。
もちろん、洋菓子店や喫茶店のみの利用も可能。
洋菓子店というだけあり、ケーキの数が今まで訪れた喫茶店の中で一番豊富だ。
普段聞き慣れないケーキの名前も、写真と丁寧な説明書きから味を容易に想像できる。
メニューを見すすめていると、パフェの値段に驚愕し目がすぐに止まった。
東京ではファミレスでさえこの価格でパフェを味わうことはできないだろう。
朝一の店内は足取りもまばらだったが、すぐに満席になった。
少し薄暗い店内の居心地は、まるで実家に帰ってきたかのような安心感。
家の近くにこんな喫茶店があるならば、毎日のように通い、事あるごとに洋菓子をご褒美としてしまうだろう。
レジ横にはボンボンの象徴とも言えるクマのグッズが並んでいる。
実際に販売されているのはマグカップと巾着だけのよう。
惜しい気持ちはあるが、全て販売されていたら迷いなくコンプリートしてしまっただろうとお財布の紐をきつく閉めることにする。
展示物の中には、以前配布されていたマッチが。
今は生産も終了していて配布がないそう。
マッチの文化がなくなっていくのは残念だが、親が子を大切にするように大切に保管されているたった一つのマッチをみると、こんなマッチの在り方もアリだなと頷けた。
隣接された洋菓子店には、一面敷き詰められた宝物のような洋菓子が。
この中から友人と自分へのお土産を厳選するのは至難の業ではなかろうか。
店内を歩き進めていると、昭和42年当時のメニューが。
今は絶対に見ることのできない価格帯に驚愕し、思わず写真におさめた。
当時のメニューを見ながら、どんな人がどんな思いで何を頼んでいたのだろうかと想像を膨らませていた。
ボンボンは、店内を見れば見るほど流れた時代を大切にしていることを感じる。
それはそうと、店を出る時にはいつの間にやら両手に目一杯の宝物が。
足のはやいケーキをお土産にすることはできなかったので、お目当てのマグカップと巾着、目についた洋菓子を選んだ。
可愛い外観も有名なボンボンだったが工事中で見ることはできず。
新しくなった外観を見るということを、ボンボンへまた訪れる口実とし、一緒にお土産として持ち帰ることにしよう。
愛知｜キャラバン
アクセス
喫茶店情報
- 喫煙：◯
- マッチ：×
- トイレ：和式
- 営業時間：7:30-21:00
- 定休日：火
利用情報
- ホットコーヒー（440円）
- モーニング（0円）
キャラバン
煌びやかな店構えのキャラバン。
豊富なメニューの中でも、モーニングは特に有名という有力な口コミを聞いて訪れた。
ドアを開けると、1人で忙しそうに切り盛りするマスターの姿が。
気分の上がるゲームボードテーブルの席に腰掛ける。
モーニングはドリンクの値段だけでサービスしてくれ、逆にモーニングと言わない限りはドリンクのみの提供となる。
ドリンクとモーニングが併せて400円でいただけるというのは今までにない破格ではなかろうか。
モーニング以外のメニューももちろん豊富で、やはりフードメニューの人気が高いそう。
店内にはたくさんのサインが。長年の人気の高さが伝わる。
こんなにも満足度の高いモーニングは他にないだろうという気持ちとは裏腹に、お世辞にも綺麗とは言えない店内に少しガッカリしてしまう。
歴史が長いゆえ、雑多にモノが置かれている喫茶店は多いが、
臭いやちょっとした虫が苦手な方、清潔感を求めるお客さんには少し不向きな喫茶かもしれない。
愛知｜グリーン
アクセス
喫茶店情報
喫煙：◯
マッチ：×
トイレ：和式
営業時間：7:00-19:00
定休日：日
利用情報
- アイスウインナー（500円）
- レモンスカッシュ（500円）
グリーン
大風が近づく名古屋の昼下がり。
次の喫茶店を探しているうちに雨が降り始めてしまったので、真っ赤なコーヒーミルが目立つグリーンへ入店。
身体が糖分を欲していたので、欲望のままにアイスウインナーを頼んだ。
アイスウインナーは喫茶店にいく時に頼む上位なものだが、
その中でもチョコスプレーがかかっているものは特別。
名古屋価格のメニューにいちいち驚かされる。
東京の喫茶ではこの価格で珈琲は楽しめないだろう。
軽食メニューを見ながら、自分のお腹が満たされていることに気づきやるせ無い気持ちになる。
モーニング・ランチもかなり豊富で何度来店しても飽きることのないメニュー。
店内には、店名通り”グリーン”の椅子が綺麗に並んでいる。
喫茶店の椅子にはそれぞれのお店の味が出るので、来店時に楽しみにしているポイントでもある。
店内には珈琲の説明板も。その横には、わかるだろうか。
グリーンの展示物も飾られている。
どちらもいつのものかはわからないが、店内に合った洒落た展示に心踊らされた。
マスターとテレビを観ながら喫茶時間を楽しんでいたら、
あっという間に雨もあがっていた。
この時を逃すまいと店を後にした。
秋葉原｜こっぺる
秋葉原駅前の賑やかな雰囲気とは打って変わり、隠れ家のような佇まいのこっぺる。
アクセス
喫茶店情報
- 喫煙：×
- マッチ：◯（2022年9月）
- 営業時間：10:00-19:00
- 定休日：土日
利用情報
- ランチセット（ジャンボサンドウィッチ・ブレンド）（750円）
こっぺる
前々からこっぺるでのランチを待ち望んでいた。
この日は仕事で秋葉原に用事があったため、仕事の合間に急ぎ足で向かった。
なんと言っても、こっぺるは平日のみの営業で休日は定休日だ。
私はどうしてもこのチャンスを逃すわけにはいかなかった。
ランチどきが少し過ぎた14時頃に入店。
5つほどのテーブル席に3人の先客。
空いているテーブル席に腰をかけ、注文から15分ほどだろうか。
ご夫婦が淹れたてのブレンドと出来立てのジャンボサンドウィッチを運んでくれた。
サンドウィッチはその名の通りジャンボで1人で食べ切る頃には満腹。
口の中の水分がサンドウィッチに吸収されると同時に珈琲を喉に通す。
仕事の合間とは思えぬほどの優雅な時間を過ごした。
今となっては禁煙ではあるものの、レジ横にはお店の象徴とも言えるブック型のマッチが。
このシンプルなデザインを見るたびに至高の時間を思い出す。
普段ご夫婦2人で切り盛りしているようだが、
この光景が長く続くようにと願いながら店を出た。
浅草｜喫茶ブロンディー
浅草駅、つくばエクスプレスを降りると正面に見える喫茶ブロンディー。
お店の目の前でiQOSの営業がされていた。
アクセス
喫茶店情報
- 喫煙：◯
- マッチ：×（2022年9月）
- 営業時間：8:30-20:00
利用情報
- ブレンド（500円）
- アイスコーヒー（500円）
喫茶ブロンディー
友人たちとの待ち合わせの前にブロンディーへ。
浅草は路線が多く電車が苦手な私にとっては難しいが、
ブロンディーはつくばエクスプレスの改札を出てすぐ目の前に見えるのでとてもわかりやすい。
珈琲を喉に通しながら、待ち合わせをこの場所にしても良かったのかもしれない
なんてことを考えていた。
これぞ下町浅草の喫茶。
創業当時から、まるで時間が止まっているかのうような空間の喫茶店が大好きだ。
まさにブロンディーは私の好みの店内で、喫茶店の扉を開けるとタイムスリップしたかのような気持ちになる。
都内にも関わらず、お手頃な価格で提供してくれるブロンディーのメニューは気になるものがたくさんある。
中でも気になったのは、おでん。
この日は暑かったのでおでんの選択肢はすぐに消えたが、
ビールにおでんを頼んで一杯するのもいいだろう。
ケーキにラーメン。
私の好物が知られているかのような張り紙に目がそそられる。
次にまた浅草に来るのが楽しみになった。
京都三条｜六曜社珈琲店
京都に旅行中、喫茶店を探しているときに見つけた六曜社珈琲店。
アクセス
喫茶店情報
- 喫煙：◯
- マッチ：◯（2020年11月）
- 営業時間：8:30-22:00
- 定休日：水曜
利用情報
- ホットレモン（580円）
- ウインナー珈琲（680円）
- ドーナツ（160円）
六曜社珈琲店
そのため休日のお昼過ぎ、5組ほど並んでいたが、意外とすんなりと地下店にお邪魔することができた。
六曜社珈琲店はドーナツが名物だそう。
ドーナツを頼むなら珈琲をと思ったが、このときの私は相当糖分を欲していたようだ。
が、しかし。そんなことを吹き飛ばすほどのホットレモンの酸味。
甘いホットレモンを想像していたので、想像以上の酸味に目が冴える。
一つひとつ、絵まで手書きで繊細に作られたメニュー。
朝から夜まで営業しているため、モーニングからアルコールまでと、営業時間に比例してメニューも豊富だ。
マッチは芸術的な、まるで絵画のようなデザイン。
店名が旧字体になっているのが印象的だ。
このあたりではかなり根強い人気な喫茶店ということが絶えないお客さんの足取りからわかる。
次回京都のここ三条に訪れたときも、この日を思い出させるような変わらぬ景色と変わらぬ味を楽しみたい。
